ブラウザ上で自分専用のAI チーム作って育てる

KovitoBoard は、お使いの Claude Code 上でローカルに動くオープンソースの WebUI です。

早期開発段階(Pre-1.0)— 活発に改善中です。

たとえば調べ物・執筆・開発と画面を分け、それぞれに専属のエージェントを置く。画面を見ながら相談し、必要なら割り込む——進めるペースはあなたが決められます。基本操作にターミナルは要りません。

いっしょに育てる、開発中のプロダクトです

KovitoBoard はいま早期開発段階(Pre-1.0)です。活発に改善を続けていて、あなたのフィードバックで一緒に育てていける段階にあります。

活発に開発中

発展途上のため、機能がまだ足りない部分や、不具合に出会うことがあります。気づいた問題は素早く直していて、1.0 までは設定や挙動にも変更(破壊的変更を含む)が入ることがあります(変更点は CHANGELOG に記載します)。

まずは個人・小さなチームで

大切なデータはバックアップをおすすめします。いまは個人での利用や実験、小さなチームでの利用にちょうどよい段階です。

フィードバック歓迎

気づいたことや困りごとは、GitHub の Issue / Discussion で歓迎します。あなたの声が、次のバージョンに活きていきます。

KovitoBoard の由来

「Kovito」は、童話に登場する妖精のような小人(こびと)に由来します。

グリム童話『小人の靴屋』では、夜のあいだに小人たちがそっと靴を仕上げ、靴屋を助けてくれます。

KovitoBoard のこびとたちも、チームを組んで、あなたの仕事に手を貸してくれる仲間です。

顔と役割をもったこびとたちと、自分の仕事を一緒に進めていく。それが「Kovito」という名前の由来です。

Claude を使っているのに、単発の作業で止まっていませんか?

Claude のエージェントは、役割をもったチームとして動かすほど力を発揮します。KovitoBoard は、そのチームをあなたの手でつくり、指揮し、育てるための土台です。

チームが見える

Claude Code 単体では、エージェントの個性や顔が見えない

個性と役割を持つエージェントが画面に並ぶ。誰に何を任せているか見える

あなたが率いる

決まった作業を AI に任せきりにする。やり方も結果も AI 次第

自分の判断やこだわりを反映しながら、チームと一緒に進める

残って育つ

作っても、その場の生成物で終わりがち。チャットの中で依頼と結果が完結し、その場限りで流れてしまう

やり取りも作ったチームもアプリも自分のシステムとして残り、日々育てていけます

自分のチームと画面で、できること

Claude Code を土台に、エージェントのチームと自分専用の画面を育てていけます。

自分のチームを見渡す

個性と役割をもつエージェントを、ダッシュボードで一覧できます。

ブラウザでエージェントと話す

ブラウザ上で各エージェントを選択して会話できます。画像やファイルを添付したやり取りにも対応しています。

自分だけのアプリを作る

エージェントに依頼するだけで、自分の仕事に合わせたアプリを作れます。

アプリを見ながら一緒に進める

開発したアプリ画面を見ながら、エージェントと一緒に作業を進められます。

はじめ方は、2 通り

ターミナルに慣れているなら CLI で。普段 Claude Desktop を利用しているなら、それだけで始められます。

ターミナル不要

経路 A: Claude Desktop

Claude Desktop でコードタブを開き、インストール先のフォルダを指定します。あとは下のようなプロンプト(リポジトリ URL を含む短い指示)を送るだけ。clone・install・起動まで Claude が進め、ブラウザで KovitoBoard が立ち上がります。

prompt
GitHub の https://github.com/kovito-dev/kovitoboard を clone して、KovitoBoard をセットアップ・起動してください。npm install まで済ませたら、このプロジェクトを対象に起動して、ブラウザで開くアドレスを教えてください。

Claude Code のサブスクリプションだけで、追加料金はかかりません。

ターミナル利用者向け

経路 B: CLI

ターミナルで直接 clone して起動します。Claude Code・Node.js 20 以上・tmux 3.4 以上が必要です。

bash
# 既存の Claude Code プロジェクト配下で clone
cd /path/to/your-claude-code-project
git clone https://github.com/kovito-dev/kovitoboard.git
cd kovitoboard

# 依存関係をインストール
npm install

# 対象プロジェクトを指定して起動
npm start -- --project-root ..

インストール先のフォルダ

新規フォルダでも、既存のプロジェクトフォルダでも構いません。既存の Claude Code プロジェクトに後乗せすれば、これまでのファイルやソースコード、.claude/ の設定・履歴をそのまま活かして使い始められます。

2 回目以降の起動

一度セットアップすれば、次回からは立ち上げるだけ。Claude Desktop なら「KovitoBoard を起動して」と頼むだけ、CLI なら kovitoboard フォルダで npm start -- --project-root .. で再開できます(停止は npm run kb:stop)。

必要なものは Claude Code のサブスクリプションNode.js 20+tmux 3.4+ だけ。追加料金はかかりません。

GitHub README で詳しく読む →

よくある質問

KovitoBoard を初めて知った方が、まず気になるところをまとめました。

KovitoBoard とは何ですか? Claude のチャットと何が違うのですか?
KovitoBoard は、お使いの Claude Code の上でローカルに動く、ブラウザ用のオープンソース WebUI です。ふつうのチャットでは「1 人の AI が相手」ですが、KovitoBoard では顔と役割を持つエージェントを画面に並べ、自分のチームとして率いながら仕事を進められます。やり取りも、作ったチームや画面も、プロジェクト内に残り続け、育てていけます。
すでに Claude Code / Claude Desktop を使っています。なぜ KovitoBoard が必要なのですか?
Claude Code や Claude Desktop は「1 人の汎用的な AI に指示する」体験が中心で、異なる個性のエージェントを使い分けたり、裏で動くサブエージェントを画面から見ることはできません。KovitoBoard は、その上に「顔と役割を持つチームが画面に並ぶ」層を重ねます。誰に何を任せているかが見え、作ったチームや画面があなた自身の資産として残り育つ——チャットの延長では得にくい部分です。Claude Code / Desktop を置き換えるものではなく、その次の一歩として一緒に使います。
全部おまかせで、自動で仕事を片付けてくれるのですか?
いいえ。KovitoBoard はすべてを AI 任せで完結させる道具ではありません。エージェントの進行をリアルタイムに見ながら、承認・割り込み・指示をその場で行い、あなた自身が指揮者として判断を織り込んで進めます。作業のすべてを自動化に委ねるのではなく、チームと一緒に進める協業のための道具です。
AI に丸投げするのではなく協業することに、メリットはありますか?

はい。方針がはっきり決まった単純な作業なら、すべて任せきってしまうのも一つの手です。でも、自分の判断やこだわりを反映したい仕事ほど、協業が力を発揮します。

  • あなたの意図どおりに仕上がります。 任せきりだと細かな判断は AI に委ねられ、出てきたものが思っていたのと違う、ということが起きがちです。KovitoBoard では進行を見ながらその場で方向を示せるので、あなたのやり方やこだわりを織り込んで進められます。
  • 途中で軌道修正できます。 エージェントの動きはリアルタイムに見え、承認・割り込み・指示をその場で行えます。ズレに気づかないまま最後まで進んで大きく手戻りする、という無駄を防げます。
  • 続けるほど、自分の資産になります。 すべて任せきると結果を受け取って終わりですが、協業ならやり取り・育てたチーム・作った画面が手元に残り、次の仕事に活きます。使うほど自分の仕事に馴染んでいきます。

AI を待つだけの相手にせず、自分の手で率いて一緒に仕上げる——それが、自分の仕事にちょうど合った成果につながります。

使い始めるには何が必要ですか?

始め方は 2 通りです。

  • 経路 A(ターミナル不要): Claude Desktop のコード実行機能に、リポジトリ URL を含む短いプロンプトを送るだけ。clone・インストール・起動までを Claude が進め、ブラウザで KovitoBoard が開きます。
  • 経路 B(CLI): ターミナルから直接 clone して起動します。

どちらの場合も、KovitoBoard はお使いの Claude Code の上で動くため、次の環境が必要です。

  • Claude Code のサブスクリプション(必須。エージェントの対話に使います)
  • OS: macOS/Ubuntu・Debian/WSL2(Windows はネイティブ単体では非対応。WSL2 経由でご利用ください)
  • Node.js 20 以上・npm 9 以上
  • tmux 3.4 以上
  • モダンな Web ブラウザ

経路 A の場合は、これらの導入・セットアップの多くを Claude が代わりに進めます。

エンジニアでなくても使えますか? ターミナルやコードの知識は必要ですか?
基本的な使い方——エージェントを作る、チームを並べる、画面を見ながら相談する、アプリの開発——にターミナルは要りません。Claude Desktop からの指示で利用を開始すれば、コマンド操作なしで始められます。ただし Claude Code の詳細な設定や高度なアプリの実装などでは、KovitoBoard の外での作業が必要な場合もあります。AI チームづくりやシンプルなアプリづくりであれば、非エンジニアでも十分にご利用いただけます。
既存の Claude Code プロジェクトに導入できますか? 設定を壊しませんか?
はい、既存プロジェクトに後乗せで導入できます。KovitoBoard はあなたの .claude/ 設定を読み取って動き、CLAUDE.md.claude/ を勝手に書き換えることはありません(導入時に一度だけガイダンスを CLAUDE.md に追記しますが、これはオプトアウトできます)。いまの構成や運用を保ったまま使えます。
まだ開発の初期段階と聞きました。いま使って大丈夫ですか?

KovitoBoard はいま早期開発段階(Pre-1.0)で、活発に改善を続けています。だからこそ、いま触れていただくと、あなたのフィードバックがそのまま次のバージョンに活きていきます。

  • 機能不足や不具合に出会うことがあります。 発展途上のため、足りない機能が残っていたり、不具合に出会うことがあります。見つかった問題は素早く改善しています。
  • 変更が入ることがあります。 1.0 までは、設定や挙動に変更(破壊的変更を含む)が入ることがあります。変更点は CHANGELOG に記載します。
  • バックアップをおすすめします。 大切なデータは控えを取っておくと安心です。いまは個人での利用や実験、小さなチームでの利用にちょうどよい段階です。
  • 気軽にフィードバックを。 困りごとや要望は GitHub の Issue / Discussion で歓迎します。

最新の状況は GitHub Releases でご確認いただけます。

1 台の PC に、複数の KovitoBoard を入れられますか?
はい。プロジェクトごとに別々のフォルダへ導入すれば、1 台の PC で複数の KovitoBoard を併用できます。同時に起動しても、使うポートは自動で空きが選ばれるため競合しません(必要なら --port などで明示指定も可能です)。エージェントや履歴はプロジェクトごとに独立して管理されます。
料金はかかりますか? 無料ですか?
KovitoBoard 本体は AGPL v3 のオープンソースで、ソフトウェア自体に追加料金はかかりません。ただしエージェントとの対話には Claude Code を使うため、Anthropic のClaude Code サブスクリプション(利用料)が別途必要です。KovitoBoard を導入したことで追加の費用が必要になることはありません。
具体的に何ができますか?

主にできることは次の通りです。

  • ブラウザ上でエージェントと対話・指示し、履歴を残す
  • アバター・役割・トーンを設定したエージェントを作り込む
  • 独自の画面や機能(アプリ)を開発して拡張する
  • 開発したアプリをエージェントと共有し、セッションを行う
  • さまざまなアプリをインストールしたり、外部公開する(v0.3.0 以降で対応予定)

作ったエージェントもアプリも、自分専用のシステムとして育てていけます。

エージェントは、用意されたものだけですか? 自分で自由に作れますか?
自由に作成できます。KovitoBoard には案内役の「コビー」など数体のエージェントが同梱されていますが、それだけではありません。画面の「+追加」から、表示名・役割・口調(人格)・モデル・アバター画像を設定した独自のエージェントを作り込めます。テンプレート(空・秘書・開発者など)から始めることも、ゼロから書き起こすこともできます。作ったエージェントはあなたの資産として残り、育てていけます。
作ったエージェントや画面は、どこに保存されますか? 残りますか?
はい。作成したエージェントの定義・画面・セッションの履歴は、プロジェクト内のファイル(.claude/.kovitoboard/)として、お使いのマシン内に保存されます。クラウドにアップロードする仕組みではないので、いつでも自分で編集したり、別の場所へ移したり、バックアップするなども自由です。
「レシピ」とは何ですか? 他の人が作ったものを取り込めますか?
レシピは、画面やエージェントの構成をひとまとめにして再利用できる仕組みです。現在のバージョンには、すぐ試せるサンプルのレシピが同梱されています。レシピの共有機能は現在準備中で、今後のバージョンで提供する予定です。
どの AI モデルで動きますか? OpenAI や Gemini は使えますか?
KovitoBoard は Claude Code の操作 UI として動くため、対応するのは Claude(Anthropic)です。OpenAI や Gemini など他社モデルへの対応は、現時点では予定していません。KovitoBoard 自身が Anthropic の API へ直接つなぐのではなく、お使いの Claude Code のセッションを画面から操作する形です。
オフラインで使えますか?
いいえ。KovitoBoard の画面やファイルはローカルで動きますが、エージェントとの対話(推論)は Claude Code を通じて Anthropic のサーバーで処理されます。そのため、利用にはインターネット接続と Claude Code のサブスクリプションが必要です。
私のコードや会話の内容は、外部に送信されますか?
KovitoBoard 本体が、あなたのコードや会話の内容を外部へ送ることはありません。データはお使いのマシン内に保存されます(バージョン確認のための匿名通信のみ行い、これも設定で無効化できます)。なお、エージェントとの対話は Claude Code を経由して Anthropic に送られ処理されます。この部分は Anthropic の仕様と利用規約に従います。
セキュリティ面は大丈夫ですか?
KovitoBoard はローカルで動作するツールで、クラウドにあなたのデータをアップロードしません。一方で、エージェントに与える権限や .claude/ の設定、環境変数の管理は、あなた自身で行う必要があります(KovitoBoard がセキュリティを肩代わりする仕組みではありません)。ソースコードは AGPL で公開されているため、中身を読んで自分で確かめることもできます。
オープンソースとのことですが、自由に改造・商用利用できますか?
はい。KovitoBoard は AGPL v3 で公開されており、ソースを読み、fork し、自分のやり方に合わせて拡張できます。商用利用も可能です。ただし AGPL の性質上、改変したものをサービスとして第三者に提供する場合は、その改変ソースを公開する義務があります。

自由に使えるオープンソース

KovitoBoard は AGPL v3 のもとで公開されています。
他社のサービスの仕様に従うのではなく、自分のやり方に合わせて fork・監査・拡張できます。